コーデックス・アジア部会・非発行大豆製品作業部会2012/11/3

 

2012年11月3日

コーデックスアジア部会、非発酵大豆製品の作業部会が東京にて開催されました。
参加者は政府代表、NGO、国連組織から約100名程。

豆乳製品の分類について、長い時間が費やされましたが、
分類、添加物など重要な部分は決まらず、
日本と中国が今夜内容を詰めて、月曜日から行われる本会議にかけることになりました。

豆乳の分類、日本は、
豆乳(丸大豆から作られ添加物なし)、
調整豆乳(脱脂大豆等から作られ、油脂や添加物も加えられる)、

 
豆乳飲料(調整豆乳より様々なものが加えられる。フルーツジュースなど)
があります。(豆乳品質基準表示による規定。)
日本政府はこの日本の規格に近づけようと、努力していました。

今日の会議は、英語、中国語、日本語の同時通訳が入り、
日本政府は、8割ほどは日本語でした。
やはり英語が一番参加者に伝わりやすいのですが、
通訳しやすい日本語で話していました。

会議で気になったのは、
日本が製造方法の違いなど科学的論理展開をするのに対し、
中国は食品の消費のされ方など感覚重視だった点。
国際間理解はなかなか難しい。
この議題はほぼ中国と日本の意見すり合わせで、
他に発言のある国は、マレーシア、タイなどがたまに・・・という程度でした。

アジア部会はコーデックス会議のなかでは小規模で、
アジア人が多いので親しみやすい雰囲気です。
コーヒーブレイクはすぐ打ち解け、お国自慢や家族話が始まります。